2011年12月03日

SLASH RA12/87 (1986)

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日本車として初めてボール・コネクト・サスペンションを採用したマシン、技研モデル(TECH)の「SLASH RA12/87」です。
各部に主として京商「PLAZMA」系のパーツを使用することを前提とした、コンバージョン・キットの形式で販売されました。

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前半部を絞り込んだ独特の形状をしたFPR製シャーシ。

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フロント周りはPLAZMA用を包括的に流用します。

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せっかくのボール・コネクト・サスペンションですが、シャーシとTバーが殆ど隙間なく重なっているために本来の目的であるスムースなローリングが期待出来ないようにも思えます。
モーター・マウントは、バックプレートのみをPLAZMAから流用、モーターのセンター配置はなされていません。
サスペンションの制御はピッチング1本、ローリング2本のフリクション・ダンパーで行います。この辺りは、米国のDELTAやREFLEXにも似た構造です。
リア・シャフト、デフなどもPLAZMAのものを使っています。

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なお、本車に関しては、1987年に「SLASH ADVANCED SIRIES」というオプションパーツ群も発売され、これは写真にあるように、メインシャーシ、ダンパー、モーターマウントのバックプレート、前後ボディマウント等により構成されるものでした。
このうちダンパーは比較的大径ですが、これでもオイル式ではなくグリス封入のフリクション式になっています。
また上の写真にはありませんが、ジュラルミン削出しのフロントアクスルユニットも開発されていたようです。ただこれが実際に発売にまで至ったのかは不明で、少なくともラジコンマガジンにおけるTECHの広告を見る限り、「価格未定」との記載のある発売予告がなされただけで、その後はフェードアウトしています。
posted by NNC at 00:00| Comment(2) | TECH