2011年11月01日

SUSPENSION PANTHER (1982)

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米国PARMA社としては初の3Pマシン、「SUSPENSION PANTHER」です。
ASSOCIATED社の「RC-12i」に対抗するマシンとして、その登場についてはPARMA社のデザイナー兼ドライバーであったBartos氏が1982年に来日した際にも予告されていました(ラジコンマガジン82年7月号)。
車体構成としては、前後の主要パーツを前作である「PANTHER」から受け継ぎ、シャーシ関係のみを新たにしたものとなっています。

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ギリギリまで幅を広くとったFRP製シャーシ、これに同じくFRP製のTバーを重ねる形でリア・サスペンションを構成します。
Tバーの接続にはOリング等は介さず、またTバー自体もあまり撓らない形状のものです。そのため、サスペンションの可動域は比較的小さな範囲にとどまっています。

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フロントは、バンパー以外は前作のままです。
サスアーム中央のネジの締め込みにより、キャンバーが調節できそうです。

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モーター・ポッド、アクスル等も前作とほぼ同じです。

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ラジオ・プレートを取り付けるための3本のビスにゴム・ブッシュを噛ませ、この弾性を利用してリア・サスペンションを制御するというユニークな方法をとっています。
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2011年10月11日

PANTHER (1981)

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米国PARMA社の「PANTHER」です。
主要なパーツはJOMACの「LIGHTNING 2000」と共通で着色の違いがあるだけですが、メカプレート、バンパー、デフ、ホイール等はPARMA固有のものとなっています。
1982年の世界選手権ストック・クラスで6位入賞。

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シャーシはレキサン(ポリカーボネート)製、メカプレートはFRP製。この写真では、オプションである肉抜きされたシャーシを組み込んでいます。
まだリアにサスペンション機構はありません。
バッテリーは振分け式の「LIGHTNING」とは違い、ストレート・パックを搭載します。

なお日本では秋葉原のショップ「ASAMI」から、本車向けの改造パーツとしてメカプレートが販売されていました。

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「LIGHTNING」と全く同じフロント周り。
アーム等の素材は66ナイロンです。
キングピン・コイルスプリング方式のサスペンションを備えています。

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箱型のモーターポッドに、ボール・デフを装備。
「LIGHTNING」と同様に、細かく車高調整が可能です。
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