2018年09月18日

LTX-40 (late 70’s)

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LaTraxのLTX-40です。
LaTraxは米国テキサス州のメーカーですが、このキットは台湾で製造されたものになります。

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ジュラルミン板によるシンプルな形状のシャーシー。
バッテリーは、当時の米国車としては一般的な、左右に振り分けるスタイルです。

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フロントは、キングピンコイルスプリング式のサスペンション付きです。
これも初期の米国車に良く見られた、ストロークの大きなタイプのものです。

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リアのサスペンションは、明確な回転軸を中心にアクスルマウントが左右にローリングする構造です。
簡易ダンパーとして機能させるために、アクスルマウントとシャーシーの間にはスポンジが挿入されています。
防塵カバーで保護されたギアに、デフの装備はありません。
モーターは380サイズ、スピードコントローラーは電子式のものです。

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このキットは、送受信機としてFUTABAのFP-2Pをセットしたうえで販売されていました。

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ポルシェ936の樹脂製ボディも付属。
タミヤ製のボディから型を取ったものでしょうか?
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2017年04月30日

GP-1 (1979)

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日乃出電工株式会社の「GP-1」です。
F-1マシンである「LOTUS 79」のボディを搭載することを前提としたキットでした。

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シャーシは、当時よく見られた17Sジュラルミンによる一枚板。

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F-1の実車を模したフロント部分。
フロントアームの素材にバネ鋼を使用することで、サスペンション機能を有していました。

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モーターマウント上に固定されたスピードコントローラーは、4個のマイクロスイッチを組み合わせた三段変速方式。その外観は実車のエンジンをイメージしたものであり、ボディを装着した場合にも露出するようになっています。
モーターは、RSー380Sが付属していましたが、もちろんRSー540S等にも換装できました。その場合は、3ベベルタイプのデファレンシャル・ギアも含めて、モーターマウントへの取り付け向きが左右反対になります。
モーターの後ろに付いている黒い部品は、過大な負荷からモーターを保護するサーキットブレーカーです。
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2015年05月17日

WORLD CHAMPION SERIES (1979)

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ツクダホビー(TSUKUDA HOBBY)から発売された、WORLD CHAMPION SERIESです。
当時も今もその存在自体がほとんど知られていない車なのではないでしょうか。
もっとも、あらためて見ると、AYKあるいはその下請け企業の手によって実質的に製造されたことが推定される点で、非常に興味深い車でもあります。

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ジュラルミン製のシャーシ及びメカプレートは、AYKのRX1200のものと類似したブラックアルマイト処理がなされています。
そして、前後のホイルもRX1200から流用しています(ただし、フロントホイルは幅が細くカットされています)。
なお、バッテリーは、専用の左右振分け型のものを使用することになっていました。

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フロントは、やや安っぽさを感じる直線的で簡易な構造となっています。
キャスター角は付いていません。

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リアアクスルは、そのままRX1200からの流用で、したがってスパーギアにはAYKの刻印が入っています。
プレス製のモーターマウントも、形状こそ本車のオリジナルのようですが、その加工処理にはやはりRX1200に通じるものが感じられます。
モーターはRS-540Sが標準装備されていました。



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