2014年06月22日

LIGHTNING 3000 (1983)

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JOMACの「LIGHTNING 3000」です。
旧モデルである「2000」のリア部に改良を加え、Tバーとオイルダンパーの組み合わせによるサスペンションを導入した3Pマシンです。
車体の色は従来と同様にブルーを基調とし、全体的な雰囲気をそのまま受け継いでいます。

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後ろを短くカットしたメイン・シャーシの上に、Tバーを重ねて、リア・サスペンションを構成しています。
Tバーは、その先端部がメイン・シャーシの中央にまで達するほど、大きなものです。
メカプレートの形状は、従来とほぼ同じですが、肉抜きが少し増えて軽量になっています。

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フロント部は、「2000」から全く変わっていません。
バンパーは、従来はオプションであった軽量タイプのものを標準で装備しています。

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リアポッドも、「2000」とほぼ同じものです。
その後部にステーを立て、DELTA製のオイルダンパーによって、メカプレートと接続しています。
ボディ・マウントの位置は、リア・サスペンションの動作が制限を受けないように、メカ・プレートの上へと変更されています。

多数の穴が開けられた特徴的なリア・ホイルは、オプションで用意されていた軽量タイプのものです。

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2012年07月30日

#264 6CELL ELECTRIC CAR (Late 1970s)

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1/12EP黎明期のマシン、JEROBEE(JOMAC)の「#264 6CELL ELECTRIC CAR 」です。
70年代初期の同社のGPカーを電動にコンバートした形式の車であり、フロントサスアームやモーターマウント、そしてリア・ボディマウントまでもがシャーシと一体成型された簡易な構造をほぼそのまま踏襲しています。

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シャーシはレキサン製です。
メカプレートは柔らかいABS製で、ここにバッテリーを振分け搭載します。

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フロントのキングピン下部にはGPカーの時代から既にスプリングが入っており、ストロークはかなり大きめなものとなっていました。

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モーターはリアにも、またミッドシップにも搭載できます。
デフは装備していません。

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大きなヒートシンクが付いたアンプを標準装備。
詳しい性能は分かりませんが、ブレーキ等の調節が可能なものだったようです。
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2011年09月27日

LIGHTNING 2000 (1981)

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米国JOMAC社の「LIGHTNING 2000」です。
鮮やかなブルーで統一された車体が印象的ですが、基本構成はPARMAの「PANTHER」と同じです。
1982年の世界選手権において、ストック・クラス第7位、モディファイド・クラス第9位。

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シャーシ、メカデッキは「PANTHER」に比べスマートな形状。リアはリジッドです。
バッテリーも「PANTHER」とは異なり、左右振分け型をメカデッキに吊り下げて搭載します。

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キングピン・コイルスプリング方式のフロント・サスペンション。
本車以前でも、JOMAC、PARMA、MRP等では70年代のマシンから既にこの形式のサスペンションを採用していました。

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66ナイロン製のリア・ポッド。ボール・デフを装備。
キットにはストック・クラス向けのオリジナル・モーターが付属していました。

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カム状のアダプターを回転させることで、車高とバックラッシュが調整できる構造です。

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シャーシ、メカデッキには素材(レキサン、FRP)や形状等の異なるものが数種類存在しました。
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