2013年02月20日

FF-12E (1978)

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1/12EPとしては初の前輪駆動車である、ISHIMASAの「FF-12E」です。
当時イギリスでも「Cambria」というメーカーが前輪駆動車を発売していますが、個人的にはこちら「FF-12E」のほうが僅かに早かったと認識しております。

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FRP製シャーシにゴムブッシュを介してアルミ製のメカデッキを載せるという、当時としてはオーソドックスな構成。
写真の車では、シャーシを純正オプションであったブラックFRP製のものに換えてあります。形状、厚みは、ノーマルと全く同じです。
ちなみに、当時のISHIMASAでは、他社向けのものを含め、各種のブラックFRP製シャーシを扱っていたようです。

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フロントブロックは、サブシャーシと左右のサスアームが一体となったダイキャスト製で、非常に強固ですが重量もかなりあります。
直径5mmのドライブシャフトを支えるため、樹脂製ナックルは大型のものとなっています。

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駆動しないリア周りは、シャフトが4mmと細いなど、全般にとても簡素なものです。
ホイルの内部に軸受けが入ります。
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2011年06月29日

12X (1980)

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2モーター方式による4WD、石政(ISHIMASA)の「12X」です。
石政としては2作目、かつ最後の1/12EPマシンとなったものです。

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グラスファイバー製の幅の広いワンピース・シャーシーと前後の大型バンパーの組合せは、そのシルエットだけを見るとAYKのRX3000をも想起させます。
シャーシー裏面の皿ビス加工はありません。

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フロントは基本的に前輪駆動車「FF-12E」の流れを受け継いでいますが、従来つながっていた左右のブロックを軽量化のため分割、またプレス製であったモーターマウントを削り出しとするなどの変更がなされています。

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リアのモーターマウントもジュラルミン又はアルミの削り出しですが、その形状は単純なものです。
前作より大型になり耐久性を増したデフギアは、前後とも同じものが使用されています。
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