2012年10月07日

AXIS EX (1988)

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京商の「AXIS EX」です。
当時の主流技術であったボールリンク・リアサスペンションと振り分けバッテリー方式を京商として初めて採用したマシンですが、PLAZMA以来の伝統的な構造も依然残しています。
1988年の全日本選手権で2位及び7位と活躍。
翌89年にもASSOCIATEDとKAWADAにより上位が占められる中、1台が第9位に食い込んでいます。

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ワイドなメイン・シャーシはカーボン製。
本車のボールリンク・サスペンションには、一般的なものとは少し異なる部分があります。
すなわち、Tバーのシャーシへの接続点は後部のみがボール支持となっており、前部については単にビスにより固定されているだけでした。

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フロントは構成パーツに多少の形状変更などがみられるものの、基本的にPLAZMAと同様のものとなっています。
また前後のホイルもPLAZMA/FANTOMと同じです。

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リアサスペンションは、メインの大容量プレッシャー・ダンパーに加え、2本のフリクションタイプのローリング・ダンパーにより制御されます。ローリング・ダンパーを固定するリア・ボディマウントが樹脂製ですが、これに関しては剛性の不足がラジコンマガジンのレビューなどで発売当初から指摘されていました。そのためファクトリー・カーなどでは、マウント間をロッドで連結するなどして剛性を確保する工夫がなされていたようです。

デフはボールタイプですが、これも京商の1/12マシンでは初めて導入されたものです。デフ・リングをセラミック製としている点に新規性があります。
なおノーマルの状態では、Tバーを接続するシャーシ・ブリッジとモーターマウントのアッパー・ブレイスが樹脂製となっていましたが、写真のマシンではこれらを共にオプションのカーボン製のものに変更しています。
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2012年06月10日

FANTOM EP-4WD EXT (1984/85)

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KYOSHOの第二世代四輪駆動車「FANTOM EP-4WD EXT」です。
従来から有効性を発揮していた四輪駆動に、当時主流となった3Pサスペンションを組み合わせながら、一般的な二輪駆動車に比しても遜色ない程度に重量を抑制することに成功しています。
1985年の全日本選手権で優勝車となったほか、翌86年にも二位入賞を果たすなど、初代FANTOMに続き日本国内のレースでは大活躍を見せました。

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初代に比べ随分とスタイリッシュな雰囲気になったシャーシ。
写真では見えませんが、フロント部分は剛性確保のため二枚重ねになっています。
ビスの多くはジュラルミン製です。

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キングピンにコイルスプリングが入ったフロントサスペンション。ストロークを確保するためなのか、スプリングは他車にはあまり見られない円錐形のものになっています。
軽量化のため、フロントアクスルやナックルはマグネシウム製をキット標準で採用。

写真の車ではボディマウントをオプションのアルミ製に変更、フロントシャフトも「TECH」から販売されていたアルミ製に換えています。
さらに、外部からは見えませんがナックル内部のベアリングをオプションのダブル・タイプにしています。これは重量増加を防ぎつつ、フロント回転軸の安定化を図るためのパーツになります。

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「PLAZMA」と意匠は同じモーターマウントですが、これもマグネシウムで出来ています。
バギーから流用したオイルダンパーには、小型のスプリングを組み合わせています。
デフなどは初代と共通です。
なお写真の車では、オプションのカーボン製シャフトを装備。これら一連のオプション・パーツにより、車体重量がさらに20g近く軽くなります。
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2011年11月22日

PLAZMA MK.V LIMITED (1986)

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京商「PLAZMA」シリーズの最終モデル、「PLAZMA MK.V LIMITED」です。
1986年の全日本選手権で3位に入賞したワークスマシン「MK.U PROTO」をほぼ再現したものになっています。

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高剛性のカーボン製メインシャーシに、FRP製のAバーを接続してリアサスペンションを構成。
ビスは軽量なアルミ製を多用しています。

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サポートブロックの間隔が少し狭まくなったほかは従来と変わらないフロント周り。

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従来はオプションであったジュラルミン削り出しのモーターマウントを標準装備し、強度の向上とともに、モーターの位置を下げることで低重心化を図っています。
また、バギー用として定評のあった大容量のプレッシャー・ダンパーを採用。
そして、贅沢に同社の高級モーター「LE MANS 480 GOLD」をも標準装備しています。
その他、シャフトはカーボン製、デフは従来と同じものです。
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