AYKの「EXL480K」です。
「RX3000」用のコンバージョン・キット「EXL480」を基本にしつつ、新設計のパーツも加えることでコンプリート・キットの形としたものです。
徹底的に軽量化を追究したそのスマートで美しい車体は、リジット・カーとしての一つの到達点を示すものとなっています。
0.1mm厚みを増したブラックFRP製シャーシは、従来よりややくびれが浅くカットされています。そしてミニサーボの普及も考慮し、メカプレートはコンパクトになっています。
前後のホイールについては、トラクションを上げるためにフィン部分を削ぎ落とした新設計のものを採用。
フロント・バー、サポートブロック、ナックル、そしてバンパーがそれぞれにシェイプアップされています。
またリンケージ用のピロボールと前後のボディマウントは、敢えてアルミ製から樹脂製へと簡素化。一方、サーボ・ステーはプレス製から高級感のある削り出しのものに変わっています。
ローリング・スタビライザーは廃止されました。
モーターマウントがアルミの鋳物から17Sジュラルミンを削り出したものへと変更され、一層の強度向上が図られています。
デフについては、コンバージョン・キットではデフ・ケース中央を覆う円筒形のカバーをFRP製に置き換えるのみでしたが、本車ではデフそのものをシャフト、内部ギア、ケース等を強化した新設計のものに変更しています。
スピードコントローラは、AYKのバギーである「566B」用を改良したものを採用。
変速は前進4段、後進1段で、ブレーキ調節機能も有しています。
ちなみに、後発のTAMIYA「TORNADO RM Mk.3」も似た構造のコントローラーを装備していました。