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ACE Enterpriseという会社から発売されていた、「ACE KIT」です。
当時の資料が手元にないため本車の正確な発売時期は分かりませんが、少なくとも1971年頃には世に出ていたようです。
1/12スケールとはいえ、未だ車体寸法や電源等に関する明確な規格がなかったと思われる時代のマシンですが、ポリカーボネイト製ボディやスポンジタイヤなどは既に採用されています。
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緑色のアルマイト処理がなされたジュラルミン製シャーシ。前後のホイルはアルミ製です。
ホイールベースは約230mmであり、後の時代の水準に比べると長くなっています。
なお、本車とは基本構造を同じくするエンジンカーも存在し、そちらのシャーシの色は赤となっていました。
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サスアームを兼ねた板バネとコイルスプリングを組み合わせ、スイングアーム方式のフロントサスペンションを構築しています。
コイルスプリングは3段階に強度調節が可能。
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アクスルマウントはシャーシと一体成形です。
モーターはMabuchi製ですが、御馴染みの「RS-540」ではなく、「RS-54K」という型番のものが付属していました。
バックラッシュはモーターマウントごと動かして調節する構造です。
シャーシの最後尾には、少々頼りない印象の、巻線の細いスピードコントローラーが搭載されています。