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ASSOCIATEDの「RC-12i "Mono-Shock"」です。
「RC-12i Special」のフロントサスペンションを、モノショック・ダンパーで支えるダブル・ウィッシュボーン方式に変更したメカニカルな車で、日本での販売価格の高さ(44000円)も相まって当時小学生だった私などにとっては憧憬の対象を通り越した遥か遠いところにある存在でした。
1984年全日本選手権5位入賞車。
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ご覧のように、写真の車には「Hot Trick」製の赤いシャーシ、メカプレート等を組み込んでいます。
これらはオリジナルより板厚が薄いのか、剛性はやや低いようです。
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非常にマニア心を刺激する豪奢なフロント周り。スタビライザーも標準装備。
ピロボール・リンクによりキャンバー角が調節できるほか、バルクヘッドの下に数種類のシムを挟み込むことでキャスター角と車高の変更も可能になっています。
オイルダンパーは1/8マシンからの流用で、スプリングレートの調節機能はありません。
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ASSOCIATED特有のプレート型フリクションダンパーを備えたリア周りは、「RC-12i」から変更ありません。
写真の車には、スプリングでリア・サスペンションを制御するオプションのアジャスターを付加してあります。
このころのアソシやデルタってほんとうに「外車」って感じがしておりました。
雑誌でしか見られず、手に取ったこともないのに異国情緒があふれえるというか…
デルタなんかバカっ高で、それがますます憧れに…でしたね。
ところでホットトリックといえばあかいシャーシですが、私は実物を見たことがありません。
あかいのは知っていますが、オリジナルと「色」以外で違うところってあるのでしょうか?
見た目は色しか違わないような・・・今回の記事にはやや薄くて剛性が低い。。。と性能ダウン?(追従性UP?)みたいなことは書かれていますが
…と、いきなりの質問で失礼いたしました!
全く同感です。まだ海外製品が、海外製品であるがゆえに眩しい時代でしたね。私の場合は特にアソシのクリーム色の樹脂製パーツに異国の香りを強く感じておりました。
Hot trickのFRP板は、1/12マシン向けに関する限りやはり少し薄いようです。おっしゃるように、RC-12LやDELTA用も含め、そのカットには特に目新しい点はありません。
これらの商品を取り上げた雑誌記事等を見つけていないので断言はできないのですが、ドレスアップ以外の意図はなかったのではないでしょうか。
他方、「Red Shot」等のバギー用に関しては十分な厚みがありカットも独特で、明確に走行特性の変更を期したものが多かったですね。