TAMIYAの「NEWMAN PORSCHE 956 RACINGMASTER Mk.7」です。
「RM Mk.6」と同様に、TAMIYA初の3Pマシンである「RM Mk.5」をマイナーチェンジしたJ-2カテゴリー向けのマシンです。
細身のシャーシは、ブラックFRP板によるダブルデッキ・スタイル。
メイン・シャーシのカットは「RM MK.5」から変更されており、リアのスイング・ポイントが従来より前方に移動するなどしています。
さらにバッテリーの前方に当たる箇所にデッキ・ポストを追加し、シャーシの剛性を高めています。
エリオット型のフロントの構成。
ナックルは、バギーも含めた同社の多くの製品と共通の御馴染のパーツ。
また長いフロント・アームや前後のホイールは、2011年の今年になって発売された「RM-01 CHASSIS」でも再び使用されています。
なお、「RM MK.5」でアルミ製だったフロント・ボディマウントは、本車では樹脂製に変わっています。
リアはバック・プレートの材質がFRPからアルミに変わり、また形状も少し違っています。
そしてモーターは、「BLACK MOTOR」から汎用品の「RS540S」となり大幅にコストダウンが図られています。
ダンパーはOリングによるフリクション・タイプで、後端のダイヤルを回すことで効き具合の調節が可能。さらにはアッパーデッキ側のダンパーポストの位置を前後に移動させることによりローリング特性をも調節する、スタビライザーの機能も果たすようになっています。
デフギアはシンプルな2べベル式。
珍しくABC HOBBYから、本車に使用するカーボン・シャフトが発売されていました。