2011年12月30日

P12 SPYDER (1986)

IMG_3471 (1280x960).jpg
米国DELTA社の「P12 SPYDER」です。
ボール・コネクト・サスペンションを採用したマシンとしては、ASSOCIATED「RC-12L」と共に先駆的な存在でした。
R.Hohwart氏のドライブにより1987年の全米選手権で優勝。なお同氏は同年の全日本選手権にも参加、体調を崩しながらも4位に入賞しています。

IMG_3478 (1280x960).jpg
シャーシは一般的なFRP製。
Tバーについては、シャーシの上に重ねる「RC-12L」等とは異なり、ボールから吊り下げるように接続しています。

IMG_3473 (1280x960).jpg
フロントは「SUPER PHASER」以来、基本的に変更がありません。
4箇所の使われていないビス穴は、IFS仕様にするためのものでしょうか。

IMG_3470 (1280x960).jpg
3本のオイルダンパーによりピッチングとローリングを制御します。
モーターマウントの材質は従来通りアルミニウムで、あまり強度は高くなさそうです。またオフセットもなされていません。
デフは伝統のギアタイプですが、スパーギアが64Pになりました。


posted by NNC at 00:00| Comment(0) | DELTA
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。