2013年02月20日

FF-12E (1978)

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1/12EPとしては初の前輪駆動車である、ISHIMASAの「FF-12E」です。
当時イギリスでも「Cambria」というメーカーが前輪駆動車を発売していますが、個人的にはこちら「FF-12E」のほうが僅かに早かったと認識しております。

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FRP製シャーシにゴムブッシュを介してアルミ製のメカデッキを載せるという、当時としてはオーソドックスな構成。
写真の車では、シャーシを純正オプションであったブラックFRP製のものに換えてあります。形状、厚みは、ノーマルと全く同じです。
ちなみに、当時のISHIMASAでは、他社向けのものを含め、各種のブラックFRP製シャーシを扱っていたようです。

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フロントブロックは、サブシャーシと左右のサスアームが一体となったダイキャスト製で、非常に強固ですが重量もかなりあります。
直径5mmのドライブシャフトを支えるため、樹脂製ナックルは大型のものとなっています。

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駆動しないリア周りは、シャフトが4mmと細いなど、全般にとても簡素なものです。
ホイルの内部に軸受けが入ります。
posted by NNC at 00:00| Comment(2) | ISHIMASA
この記事へのコメント
はじめまして、この車のフロント周りを移植して、2モーター4WDにするのが、当時品川プリンスホテル駐車場で行われていた「プリンスグランプリ」で流行していました。
Posted by KB at 2013年03月03日 21:40
>KBさん

お返事大変遅れました。
2モーター方式の4輪駆動、素直な発想だとやはりそうなりますよね。
当時の貴重なお話ありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
Posted by NNC at 2013年04月08日 00:36
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