米国BOLINK社の「BANDITO」です。
従来と同様に他社製のパーツを各所に使用しているものの、全体としては十分に独自性の感じられるマシンになっています。
リアを深く切り込んだFRP製メイン・シャーシ。剛性を保つためか、メカプレートはその上に少し隙間を空けて重ねられています。
なおメカプレートは使用バッテリーに応じてカットが異なっていましたが、写真の車には当時としては珍しいと思われる4セルバッテリー対応のものが付いています。
特徴的なフロント・サスペンション。
FRP製のスイング・アームを、細長いフリクションダンパーで制御します。
ナックルやホイルはASSOSIATEDのものが使用されています。
シンプルなアルミ製モーター・マウントは、プレスではなく削り出しで作られたもの。
アクスル等はASSOSIATEDから流用しているようです。
モーターの前に見えるナイロン・ナットの締付け具合でリア・サスペンションの動きを調節します。
リアにダンパーは装備していません。