2モーター方式による4WD、石政(ISHIMASA)の「12X」です。
石政としては2作目、かつ最後の1/12EPマシンとなったものです。
グラスファイバー製の幅の広いワンピース・シャーシーと前後の大型バンパーの組合せは、そのシルエットだけを見るとAYKのRX3000をも想起させます。
シャーシー裏面の皿ビス加工はありません。
フロントは基本的に前輪駆動車「FF-12E」の流れを受け継いでいますが、従来つながっていた左右のブロックを軽量化のため分割、またプレス製であったモーターマウントを削り出しとするなどの変更がなされています。
リアのモーターマウントもジュラルミン又はアルミの削り出しですが、その形状は単純なものです。
前作より大型になり耐久性を増したデフギアは、前後とも同じものが使用されています。