TODOROKI MODELの「NEW ER-12」です。
従来の「ER-12」にマイナーチェンジを加え、汎用型バッテリーの使用を可能にするためシャーシをダブルデッキスタイルにしたマシンです。「ER-12」の設計者でもあった武田氏が使用した改造車がベースとなっています。
この「ER-12」は、新旧通じて商業的にはあまり成功しなかったようですが、こうして見ると1980年当時の車としては十分にスタイリッシュではないでしょうか。
本来はメカプレートのみFRP製で、メイン・シャーシーのほうは従来通りジュラルミンだったようですが、写真の車ではこちらもオプションであったFRP製のものに換えています。
TODOROKIの1/8GPマシンに似た構成のフロント周り。樹脂製パーツが主体です。
他社の車に比してトレッドが狭いのが特徴。
リア・モーター方式。
尻尾のように伸びた樹脂製モーターマウントは、リア・バンパーを兼ねています。
旧タイプ同様に、シャーシの撓りを生かすべく、メカプレートのリア側はモーターマウントに差し込むだけで固定はされていません。
ちなみに、この写真では隙間にスポンジを詰めています。